大日本プロレス21日の東京・後楽園ホール大会で、高橋匡哉(34)との初防衛戦に臨むBJW認定デスマッチヘビー級王者・藤田ミノル(43)が20日後楽園大会の前哨戦で苦杯をなめさせられた。
アブドーラ小林(44)、ドリュー・パーカー(23)と組み、「三代目血みどろブラザーズ」(高橋、植木嵩行、佐久田俊行)と凶器持ち込み6人タッグデスマッチで激突。
有刺鉄線を巻いた三角コーン、つまようじボードが序盤から飛び交う大乱戦の中、最後は「藤田、見とけオラァ!」とのアピールから、高橋がパーカーをジャックハマーで沈めた。
敗れた藤田は「血みどろブラザーズ、いいチームですね」と負けを認めつつも、8日付で退団しフリーとなった植木と佐久田に触れ「明日のタイトル戦は2人の気持ちを背負って挑んできてください」と高橋を挑発した。
これを受け高橋も「明日は介入させるとかいう意味ではなく、2人の力を借りて3人で戦うという気持ちでベルトを取りたいと思います」と意気込んだ。