レジェンドとの戦いに燃える若き王者が躍動した。

 大日本プロレス1日の横浜ラジアントホール大会で、BJW認定ジュニアヘビー級王者・青木優也(23)が関札皓太(25)とのタッグで、吉野達彦(34)、野村卓矢(26)組と対戦。

 青木は吉野に打点の高いドロップキックを放って幸先のいいスタートを切るも、野村の強烈なエルボーでもんどりうって倒れると、吉野には逆片エビ固めで攻め込まれるなど、敵コーナー側でのローンバトルを強いられる。

 だが吉野に対しシュミット式バックブリーカーからのミサイルキックで主導権を奪い返すと、最後は関札のハイキックのアシストを受け、ブルーストームからのエビ固めで吉野を丸め込み3カウントを奪った。

 この日の試合前には、30日のラスト横浜文化体育館大会メインで関本大介(39)、岡林裕二(37)とタッグを組み、藤波辰爾(66)、中之上靖文(34)、橋本大地(28)組と激突することが発表された。

 青木は「藤波辰爾選手というレジェンドのレスラーがいるので、緊張してるんでしょうけど、一周通り越してワクワクが止まらない。頼もしいパートナーに任せることなく『自分が』という気持ちで行きたい」とキッパリ。若武者が伝説の会場で有終の美を飾るつもりだ。