大日本プロレスは24日、都内で会見し、来年1月2日の東京・後楽園ホール大会で初防衛戦を控えるBJW認定デスマッチヘビー級王者・アブドーラ小林(43)と、BJW認定世界ストロングヘビー級王者・橋本大地(27)がそれぞれ意気込みを語った。

 18日の横浜大会で木高イサミ(38)を破り、5度目の王座返り咲きとなった小林は「勝ってから6日間たって思うのは、より一層みんなのために戦おうということです。自己満足ではなく、みんなのために!」と絶叫。V1戦では222本の蛍光灯を用いたデスマッチで塚本拓海(28)を迎え撃つが「やってやるよ。戦いはもう始まっているんだ!」と闘志をみなぎらせた。その後「もう始まってるのか。じゃあ」と話した塚本に早速襲われたのはご愛敬だ。

 一方、岡林裕二(37)との初防衛戦に臨む大地は「これから(王者として)強さを体現しようとしているのに、1回目で落とすわけにはいかない」とキッパリ。「前回(の戴冠時は)チャンピオンとしてどう振る舞えばいいかを考えていた。でも、今回は強さを意識していきたい」と力を込めた。

 またBJW認定ジュニアヘビー級王者・青木優也(23)も出席。「阿部史典(24)と戦うことで、自分の求めている〝バチバチ〟に一歩でも近づきたい」と次期挑戦者を指名した。