大日本と2AWが業務提携 グレート小鹿会長譲渡対抗戦へ!

2019年11月26日 20時24分

またもやお荷物を抱えた登坂社長は涙にくれた。右は永井

 大日本プロレスの登坂栄児社長(48)は26日、東京・後楽園ホール大会前に会見を行い、2AW(旧K―DOJO)との業務提携継続を正式発表した。6月に2AWがスタートしてからは奇数月に合同興行を開催してきたが、来年も新木場1stRINGで年6回の合同興行「ビッグアドバンス」を開催する。

 この日は2AWの全権大使としてWWEで活躍する“暗黒の逸女”こと紫雷イオ(29)の義理の兄(姉の夫)であるタンク永井(35)が、後楽園をアポなし訪問。登坂社長がトイレに入った瞬間に、有無を言わせず提携継続を直談判した。何だかよく分からないまま、登坂社長は手を洗う余裕もないまま、永井と握手するハメになった。

 永井と会見に臨んだ登坂社長は「ハッキリ言って本当はやりたくありませんでした。会長(グレート小鹿)が私の許可なしに、北海道まで勝手に営業出張するのと同等にイヤです」とキッパリ。それでも「11月20日の新木場大会の合同興行で何となく求めているものが分かったのかな」とかなりザックリ説明した。2020年は1月29日、3月5日(いずれも新木場)が決定。年6回、同会場で大会を開催する。

 永井は「バンバン対抗戦をやりたい」と意気込んだが「鴨居のビンス・マクマホン」の異名を取る超一流ビジネスマン・登坂社長はあくまで冷静に「弊社のグレート小鹿会長は、新潟プロレスの会長も兼任しております。2AWさんが勝ち越したら、小鹿が会長になるということでどうでしょうか。小鹿にだけは絶対に東京五輪を見せたくなかった。肩書を増やしてプレッシャーをかけて一気に天命を(中略)ということです。こうなった以上、大日本プロレスは意地でも負け越します」と何だかよく分からない理論を展開した。

 しかし当の77歳・小鹿会長は、新潟プロレス旗揚げ8周年大会(24日、新潟・村上市)でシマ重野と保持する新潟タッグ選手権2度目の防衛を果たしたばかり(相手はMAZADA、KAZMA SAKAMOTO組)。東京五輪どころか2028年のロス五輪に出場してしまいそうなほど、勢いを増している。2AWの会長に就任した場合は、2AWとは関係のない函館や利尻島への謎の出張伝票が多発して、経営サイドの悩みの種となりそうだ。

 もっとも小鹿会長はそんなことなどつゆ知らず、この日の午前中に東京・上智大学で行われたローマ教皇の演説ニュースに涙。都内の厳戒態勢を得意のハイテク大作戦で突破して、職務質問ゼロでアッサリ後楽園入りしていた。