大日本プロレス30日の東京・後楽園ホール大会で、シングルのリーグ戦「一騎当千」を制した木高イサミ(37)が、BJW認定デスマッチヘビー級王者・高橋匡哉(32)との前哨戦に快勝。5・5横浜文化体育館大会でのベルト取りに弾みをつけた。

 イサミは宮本裕向との名タッグ「ヤンキー二丁拳銃」を結成し、高橋、佐久田俊行組と蛍光灯凶器持ち込みタッグデスマッチで激突。宮本が繰り出した槍型蛍光灯攻撃の誤爆を受け大ダメージを負うが、高橋に蛍光灯ラダー攻撃を浴びせて主導権を奪い返す。最後は場外の高橋にトペ・スイシーダを発射し、宮本の勝利をアシストした。

 試合後のリング上では王者・高橋と視殺戦を展開。「ここまで、お前はすごかったと思うよ。気づいたら2年連続で両国のメイン締めてやがるな? 経歴だったらお前のほうが上かもしれねえ」と認めつつも「令和からの大日本プロレスは、木高イサミが引っ張っていきます。お前、BASARA(所属)だろっていう人がいるかもしれませんが、私には誰よりも大日魂が流れている」とベルト奪取を予告した。