大日本プロレス28日の後楽園ホール大会に、全日本プロレスの前世界タッグ王者で“暴走大巨人”こと諏訪魔(42)、石川修司(43)組が登場。王者の関本大介(38)、岡林裕二(36)組に再戦を直訴して、リマッチが内定した。

 第4試合で関本と岡林が河上隆一(30)、菊田一美(32)をアルゼンチン式背骨折りの競演で撃退した直後に諏訪魔と石川が登場。2人は1月13日に後楽園大会で関本組に敗れて王座を失った。エプロンに立った石川は「文体(24日の全日本横浜大会)で試合を見て、本当に強いチームだと思った。勝てるのは俺ら暴走大巨人しかいない。日本一のタッグチーム決定戦、第2ラウンドをやりましょう」と要求。暴走男も「正々堂々とタイトル戦をやりましょう!」と真顔で訴えた。

 受けた王者組は「いつでもどこでも構わない。やってやるよ!」(関本)「喜んで受けてやるよ、このヤロー!」(岡林)と快諾。リングを下りてからも興奮状態の関本は「面白くなってきた。熱くなってきた!」と自慢の大胸筋をピクつかせた。開催は全日本プロレスの3月シリーズが濃厚となっている。