27日の大日本プロレス・後楽園ホール大会メインで行われる「最侠タッグリーグ」3位決定戦の金網デスマッチの決着方法が26日、決まった。

 アブドーラ小林(42)、宇藤純久(30)組と伊東竜二(42)、関根龍一(30)組で争われるこの一戦は、10月25日の後楽園大会でも行われたが、葛西純が乱入し無効試合となった。今回はその再戦で、介入に警戒した宇藤が自費で金網を購入。リングの四方を囲む金網デスマッチとなることが決定していた。

 そんな中、決着方法が3カウントなどで勝敗が決する通常のデスマッチルールか、出場選手のリング脱出かが不透明になっていたが、通常ルールで決着することが決定。小林は、脱出ルールなら圧倒的に不利になっていただけに「必ず勝って、小林軍団として狙っていることを発表したい」とご満悦。一方、宇藤は縄バシゴをこしらえながら「これがあれば、小林さんでも脱出できますよ」としたり顔だった。

 どうやら勝手に脱出で勝敗が決定すると思い込んでいた模様で、ルールを教えられると「えええ! じゃあ、これ、いらなかったじゃないですか。自腹だったのに…」と涙目になった。