【大日本】関本ストロング王座奪回の裏に酒豪女子レスラートリオ

2018年11月12日 16時30分

鈴木(左)に延髄斬りを叩き込んだ関本

 大日本プロレスのビッグマッチ、11日の東京・両国国技館大会で“筋肉男”こと関本大介(37)が王者の鈴木秀樹(38)を下しBJW認定世界ストロングヘビー級王座を奪取した。この日はパートナーで負傷欠場していた岡林裕二(36)も河上隆一(29)戦で、約1年1か月ぶりにリング復帰。年間最大興行で揃って見事な“復活”を遂げた筋肉&性豪コンビが、今後の大日本をハイテンションでけん引しそうだ。

 大逆転で激戦を制した。序盤から鈴木のテクニックに苦しみ、執拗なヘッドロックやパイルドライバー、人間風車で攻め込まれた。しかしその猛攻をカウント2で返し続け、15分を経過したところでチャンス到来だ。

 エルボーにカウンターのショートレンジラリアートでふらつかせてから、頭突きを連打。最後はリストクラッチ式原爆固めで見事なアーチを描き、3カウントを奪った。前王者からベルトを巻かれ、祝福を受けると「俺はこれからも鍛えて突き進むのみ。鈴木秀樹は素晴らしいチャンピオンだった。何度でも戦いたい!」と笑顔を見せた。

 昨年3月に鈴木に敗れて同王座から陥落。その後、各タイトルとは縁遠くなっていた。その理由を「結局、年を重ねてサラリーマンレスラーに成り下がっていたことでしょう。消極的になっていた」と自己分析。その上で“潜伏期間”を脱したきっかけとして「最近、何度か女子レスラーの方々と飲みに行く機会があったんです。永島千佳世さん、カルロス天野さん(引退)、豊田真奈美さん(引退)…。みなさんスーパーポジティブで、影響されて前向きで積極的になれました」と打ち明けた。

 話しているうちに思い出したのだろう。「そういえば3人のうち、どなたかが、すごい量のお酒を飲んでいたので心配したら『いいのよ。何かあったら後で謝るから。記憶がなくなっても謝ればいいの』って言われたんです。“泥酔に対して、そんな前向きな考え方があるのか”と驚きました」と、このご時世にどうなのか…なエピソードを披露した。

 破天荒な現&元女子レスラーたちとの遭遇により再覚醒した筋肉男は「来年はデビュー20年。ポジティブに前に出て、関本時代をつくります。失敗しても後で謝ればいいんですから」とニヤリと笑った。

 次なる標的は、秋山準(49)とのタッグで出場する全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦」(13日、東京・後楽園ホールで開幕)に定めた。新ストロング王者は「これも優勝すれば世界タッグも見えてくる。これから来年にかけてベルトコレクターを目指す!」と力強く宣言した。