【大日本】グレート小鹿“第2の故郷”で北海道地震被災「湧別町を再興させる会」発足直後に

2018年09月07日 16時30分

町役場で携帯電話を充電する小鹿会長(右)

 北海道の紋別郡湧別町で被災した大日本プロレスのグレート小鹿会長(76)が6日、壮絶な現地の様子を語った。

 4日夜に福島大会を終えるとほぼ一睡もしないまま5日に湧別町へ移動し、10月10日に予定する興行(屋内ゲートボール場すぱーく湧別)の営業活動に精を出した。夜は商工会の有志と語り合い、地震発生当時は町内の旅館に宿泊していた。

 幸いにも同町は震度2で深刻な被害は免れた。それでも大規模な停電が続き、コンビニやスーパーから食品が消えた。電器店でも自動車用の携帯充電器を求めて約150人の列ができ、小鹿会長が購入する前に売り切れてしまったという。「全部売り切れ。車を2時間ほど走らせ、辛うじて開いていたスーパーでブドウとバナナが手に入ったくらい。信号も止まっています。オイラが17歳まで過ごした町が…」

 函館市出身の小鹿会長は中学卒業後に同町の缶詰工場で働き、青春の日々を過ごした“第2の故郷”だ。ちなみに地震発生時は「前夜から寝てなかったからバタンキューと熟睡してしまい、全然気づきませんでした」。

 同町役場では24時間体制で携帯電話の充電を無料で行っており、小鹿会長もそのお世話になった。春から商工会の若手有志と「湧別町を再興させる会」を発足させた。「オイラが働いていた1950年代は人口が2万5000人。漁業で栄えていた。今では9300人だ。もう一度、湧別を盛り上げようと若い人たちと話を進めていた。来年5月にはNPO法人として植樹活動も計画していた矢先だったので…」

 8日に帰京予定で「キャンセル待ちですし、飛行機が飛んでくれればの話ですが…。一日も早い復旧を心より祈ってます」と話していた。