【全日本】ドーリング “人間発電所魂”継承でチャンピオン・カーニバル初制覇誓う

2018年04月24日 16時30分

ドーリングは最強外国人の座を狙う

 全日本プロレスの前3冠ヘビー級王者ジョー・ドーリング(36)が23日、大先輩への思いを胸に春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」初制覇を誓った。

 Aブロックでは現3冠王者の宮原健斗(29)、火野裕士(33)と同じ勝ち点8で首位に並ぶ。残る野村直矢(24)との公式戦(29日、東京・後楽園ホール)に勝てば、2年連続の優勝決定戦(30日、同)進出に大きく近づく状況だ。CC期間中には悲しい知らせが届いた。“人間発電所”の異名を取った名レスラー、ブルーノ・サンマルチノさん(享年82)の死去が18日(日本時間19日)に報じられたのだ。

「驚いたし、ショックを受けたよ。俺の中でジャイアント馬場さんとサンマルチノさんは似たファイターだと思う。米国で彼のことを悪く言う人はいないし、みんなリスペクトしているから。日米における2トップのレスラーだと思う」と神妙な表情で語った。

 一方で気持ちが引き締まったのも事実。1972年10月22日の全日プロ旗揚げ戦で尊敬する2人が対戦したことを挙げ「彼はオールジャパンで最初の最強外国人だ。俺だって彼のように40年、50年たってもジャパンのファンから忘れられない選手になりたい。そのためなら(サンマルチノさんが得意とした)ベアハッグやカナディアンバックブリーカーを使うのもいいかもね」と新たな目標を定めた。

「まずはCCを制覇して、3冠ベルトを宮原健斗から取る。準備はできている」。3月に奪われた至宝奪還を成し遂げ、現代の最強外国人に君臨してみせる。