【全日本】青木 近藤とのV1戦に秘策あり

2018年03月05日 16時30分

青木篤志

 全日本プロレスの世界ジュニア王者・青木篤志(40)が4日、近藤修司(40=W―1)との初防衛戦(25日、さいたまスーパーアリーナ)に向けて秘策の存在を明かした。

 大一番を控えた青木は「迎え撃つ気持ちは一切ない」と悲壮感すら漂わせて語った。それも無理はない。近藤には先の「Jr.BATTLE OF GLORY」開幕戦(2月13日、後楽園)で強烈なラリアートを浴びて敗れたばかり。しかもその後に何度も「今の全日本ジュニアが一番弱い」と屈辱の言葉を浴びせられ続け、優勝まで奪われたからだ。それだけに今回の初防衛戦を雪辱戦と位置付けており「あの言葉を言わせたのは俺の責任。全日本ジュニアのために強さを見せて勝たないといけない」と厳しい表情を見せた。

 そこで狙うのが“おきて破り”の大技敢行だ。青木は「あえて肉弾戦でぶつかって勝つ。向こうがラリアートなら、こっちは『逆ラリアート』だ。それしかないだろ? 頑丈さには自信がある。肉弾戦でも負ける気はしない」との構えを明かした。近藤のラリアートはキングコング弾と呼ばれるほど豪快な一撃だが、青木も“スナイパー”と称される関節技のスペシャリスト。打撃技に徹してもピンポイントで首を狙えば、想像以上の効果を持つことは間違いない。

 この日の千葉大会ではマリーンズマスクに無慈悲な左腕への集中砲火を浴びせて完勝した。自らの誇りと全日本ジュニアの看板を守るため、青木が必勝の十字架を背負った。