全日本プロレスの暴走男・諏訪魔(41)が5日、横浜市内で行われた会見に出席し、野獣・藤田和之(47)と対戦することを表明した。

 3日の横浜大会で乱入した藤田らに毒霧攻撃、イス攻撃、さらには口にカマボコを突っ込まれる“カマボコ葬”にされた怒りは大きく「藤田、(ケンドー)カシン、NOSAWA(論外)の3人がケンカを売ってきた。今までにないくらい腹が立ってるし、暴れ回りたい気分。リングで決着をつけるしかない!」と語気を強めた。

 会見中には3日に救出に入った若手の岡田佑介(24)を呼び寄せると、暴走ユニット「エボリューション」のTシャツを渡し、正式にメンバー入りさせた。このほか昨年同ユニットを離脱した佐藤光留(37)を再加入させ、パートナーにする考えだ。

 藤田との唯一の対戦は天龍源一郎引退興行(2015年11月15日の両国大会)だけ。「あの時のことを思い出すよ。続きだと思っている」と諏訪魔。いよいよ正式決定となるのか注目だ。