全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」は8日の名古屋大会で公式戦4試合が行われ、大日本プロレスの橋本大地(25)、神谷英慶(25)組が、首位タイに浮上した。

 TAJIRI(47)、KAI(34)組と激突すると、相手組のインサイドワークに苦戦しながらも、神谷がショルダータックルでTAJIRIを沈めて逆転勝利。5勝2敗の勝ち点10とし、首位の宮原健斗(28)、ヨシタツ(40)組に並んだ。

 また優勝候補最右翼ながらも序盤に星の取りこぼしが目立った諏訪魔(41)、石川修司(42)組は、崔領二(37)、将火怒(35)組を撃破。これにより諏訪魔組のほかに4チーム(秋山準、大森隆男組、野村直矢、青柳優馬組、ゼウス、ボディガー組、ジョー・ドーリング、太陽ケア組)が勝ち点8で追走する大混戦となった。

 残る公式戦は9日新潟と12日後楽園ホールの2大会で、同点チームが多数の場合は12日大会で優勝決定戦が行われる。