【全日本】石川が新パートナーの諏訪魔に3冠厳命

2017年10月02日 16時30分

青柳にラストライドを決める諏訪魔(左)と、野村にスプラッシュマウンテンを放つ石川

 全日本プロレスの前3冠ヘビー級王者・石川修司(42)が1日、新パートナーの諏訪魔(40)に3冠奪取を厳命した。

 先の王道トーナメントは準優勝に終わった石川が、早くも次なるチャンスを得た。9日の後楽園ホール大会でジョー・ドーリング(35)との「3冠王座次期挑戦者決定戦」が組まれたのだ。初制覇した春の祭典「チャンピオン・カーニバル」優勝決定戦で退けた因縁の相手だが「記憶が飛んだので勝った実感がない。ここでしっかり3つ(カウントを)取りたい」とまずは挑戦権奪取に集中することを誓った。

 しかも勝てば同日に行われる3冠戦(王者・宮原健斗VS諏訪魔)の勝者に、21日横浜文化体育館大会で挑戦が決まる。そこで石川は「諏訪魔選手に勝ってもらい、3冠をかけて戦いたい」とパートナー対決を熱望した。

 理由は明白だ。王道トーナメント優勝決定戦(9月23日、仙台)で敗れた諏訪魔からの共闘ラブコールに応じた石川だが「最強タッグを優勝したいから、ボクとしては諏訪魔選手を利用するつもり。パートナーのスタイルに合わせるつもりはないし、2人で暴走してはダメでしょ?」という考えを持っている。

 諏訪魔率いる暴走ユニット「エボリューション」に加入するつもりはなく、同等かそれ以上でなければ気がすまない。イニシアチブを取るためにも「世界最強タッグ決定リーグ戦」(11月19日、札幌で開幕)には、パートナーからベルトを奪取した3冠王者として横に立つ決意だ。

 この日の新潟・三条大会では共闘宣言後、初めて組んで8人タッグ戦に出陣。石川がスプラッシュマウンテン、諏訪魔がラストライドの豪華競演を見せて勝利すると「プロレス界でトップを狙えるチームだから!」と石川は豪語した。暮れの祭典は、緊急合体した大型コンビが主役となりそうだ。