【全日本】暴走モードの諏訪魔 藤田復活に自制心失う

2017年08月26日 16時30分

小島(左)を罵倒しながら暴れる諏訪魔。何とか若手が制止したが…

 全日本プロレスの暴走男・諏訪魔(40)がいよいよ爆発寸前になった。小島聡(46=新日本プロレス)との一騎打ち(27日、東京・両国国技館)を直前に控えイライラモードに突入するなか、ストレスが一気に倍増する出来事が起きたからだ。深~い遺恨が残ったままの野獣・藤田和之(46)がマット界に放った突然の復帰宣言で、暴走男は自制心を失っており、両国決戦には危険なムードが漂っている。

 25日、東京・文京区の後楽園ホール展示場でファン公開のもと行われた両国大会に向けた会見で、一人だけ異彩を放つ男がいた。諏訪魔だ。明らかにナーバスで、対戦相手の小島と視線を交わすこともなかった。

 しかも小島が「7年間、積もりに積もっていたものがある。凄惨な部分もあるかもしれないが、それは覚悟して臨みたい」と改めて口にすると、諏訪魔の覚悟も決まった。

 小島が2010年5月31日付で全日本を退団した際、批判の急先鋒だった暴走男は「面と向かうと、ふにゃふにゃしていてムシズが走る。G1も1勝しかできないし。残念な先輩は両国でぶっ潰す!」と言い放った。

 全日ファンの前で罵倒された小島が「7年間で何も成長してなかったんだと思うと本当に残念な後輩」と努めて冷静に応戦すると、ついにプッツン。集合写真撮影後に突如、小島めがけてテーブルを投げつけた。慌てて若手選手が間に入って最悪の事態は免れたが、後味の悪い会見になった。

 イライラの原因はほかにもあった。約1年間の潜伏期間を経て復帰表明した藤田が、早速標的の一人に諏訪魔の名を挙げてきたからだ(本紙既報)。これについて「引退したと思ってなかったし、時間がたてばヒョッコリ出てくると思ってたから驚きはねえ」としながらも「あー、腹立つ。今は何も言いたくねえ。ただ俺の中でもアイツとは終わってないから、タイミングが合えばやる時は来ると思ってる。だけど、いつもアイツはタイミングを無視するだろ!? わがまま言って、そうなる時代じゃないからな!」と続けた。

 2015年11月15日天龍源一郎引退興行(両国)のタッグ戦で初対決し、不完全燃焼に終わったことは忘れていない。「とにかく腹が立つ」と繰り返した暴走男。野獣の登場により、自制心を失ったまま小島戦に向かうことになったが、一体どうなるのか?