【全日本】諏訪魔が小島に通告 27日両国は「敗者退団マッチ」

2017年08月23日 16時30分

諏訪魔は今夏最後の海水浴で怒りを爆発させた

 全日本プロレスの暴走男・諏訪魔(40)が22日、一方的な「敗者退団マッチ」を通告した。27日の両国国技館大会で一騎打ちを行う小島聡(46=新日本プロレス)の態度に憤慨すると「残念な先輩」と断罪。7年3か月ぶりの古巣マット参戦を果たす小島に引導を渡し、新日本所属でのラストマッチにするという。熱意がかなって実現する一戦は、まさかの方向に動きだした。

 暴走男の怒りが、湘南のビーチを震え上がらせた。諏訪魔はこの日、つかの間のオフを利用してシーズン最後の海水浴を地元の神奈川・湘南海岸で満喫した。ところが小島戦について聞くと笑顔は一変。心中に積もった憤まんを吐き出した。

「あの人がいなくなってから俺も『建前(たてまえ)』を覚えた。こっちが全日本の45周年大会だから下手に出ていたのをいいことに、調子に乗りやがって! 本当に小せえ。残念な先輩だ」

 2010年5月31日付で全日本を退団した小島に対し、諏訪魔は敬意を持って対戦を求め、今回の一戦が決まった。当時の小島は39歳。40歳になった諏訪魔には、当時の小島の心境が理解できる部分もあったからだ。

 ところが「大人の対応」を踏みにじるように小島は、当時の諏訪魔に痛烈批判された恨みつらみを持ち出してきた(19日付本紙既報)。

 これで怒りの沸点だけはやたらと低い男にスイッチが入ってしまうと、もう誰にも止められなかった。

 まずはこの対戦が決まってから出場したG1クライマックスでは1勝8敗という低成績だったことについて「俺との試合が盛り上がると思ったのに残念過ぎる結果」と糾弾した。

 さらには「生活のために全日本を捨てて新日本に行ったんだろ!? なのに向こうでも活躍できてない。なら俺にコテンパンにやられて今度は新日本を退団してフリーになれ。これが所属最後の試合だから、家族も連れてこい。新日本ファンは小島聡が終わる日を見に来たほうがいい。それに両国といえば俺だ!」と叫ぶと、上気した顔を冷やすかのように海に飛び込んだ。

 思い起こせば諏訪魔は12年7月1日の全日本と新日本の40周年合同興行(両国)で近藤修司(39)と組んで中邑真輔(37=現WWE)、現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(29)組と激突。試合後、勝利のレインメーカーポーズを決めるオカダを襲撃して大騒動を起こした“前科”がある。あれから5年。メモリアル大会に再び不穏な空気が漂ってきた。