【全日本】諏訪魔が8・27旗揚げ45周年大会で戦いたい男

2017年07月06日 16時30分

諏訪魔(左)は渾身のスリーパーホールドで石川を追い詰めた

 全日本プロレスの暴走男・諏訪魔(40)が5日、3冠ヘビー級王座取りにかける思いを激白した。17日の後楽園ホール大会で王者・石川修司(41)に挑戦するが、最多戴冠記録を更新する6度目の王者として思い描く青写真がある。史上初となる王者での電流爆破デスマッチ出場を実現させ、旗揚げ45周年記念大会(8月27日、両国国技館)では意中の相手と防衛戦を行うことだ。

 

 注目の2連戦が迫ってきた諏訪魔は、体中から活気がみなぎっていた。16日の大仁田興行(横浜市内の屋外会場)では邪道・大仁田厚(59)と6人タッグで初の電流爆破戦を戦い、翌17日の全日本後楽園大会では石川との3冠戦に臨む。

 

 紆余曲折を経ながらも異例の2連戦が組まれたことについて「否定的な意見があるかもしれないけど、連日タイトル戦をやるレスラーだって数多くいるわけだしね。俺は避けたくなかった。まず爆破で勝てば追い風が吹くし、前代未聞のことを成し遂げてみたい」と語気を強めた。

 

 新たな野望も芽生える。これまで3冠の戴冠者で電流爆破のリングに上がったのは天龍源一郎(67)、髙山善廣(50)、曙(48)、船木誠勝(48)の4人。5回の戴冠実績がある諏訪魔は、4人を超える“偉業”を狙っている。

 

「誰もやってないことにチャレンジしたい。ベルトを取って、こう言ってやる。『ノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチをやってやる!』ってね」

 

 現役の3冠王者として再び邪道マットに上がる決意なのだ。つまり17日の3冠戦前後で2度の爆破戦を想定しており、それだけ大仁田の存在が憎いのだろう。

 

 目標はもう一つある。「45周年の両国で3冠をかけて戦いたい相手がいる。俺にとってずっと、目の上のたんこぶだった男だ」。具体名は明かさなかったが、縁がある他団体選手のようだ。そのためにも「まずベルトを取らないと何も始まらない。あれは俺のもんだと分からせてやる」と誓う。

 

 この日の新木場大会では王者の石川と前哨対決し、激しい肉弾戦を展開。裸絞めをはさみ岩石弾3発をお見舞いして王者から直接フォールを奪った。試合後はマイクで「3冠を全日本に取り戻す!」と豪語。暴走男が夏の主役を分捕ってみせる。