全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」は30日の博多大会で優勝決定戦が行われ、2006年の太陽ケア以来となる外国人選手による優勝に王手をかけたジョー・ドーリング(35)は、あと一歩及ばなかった。石川修司(41)を何度も場外鉄柵に投げつける暴走ファイトで追い込んだが、レボリューションボムが決まらなかったのが響いた。試合後は諏訪魔らに肩を支えられ、無言のまま会場を後に。それでも悪性脳腫瘍による長期欠場からの完全復活を印象づけたのは事実。今後もトップ戦線で大暴れしそうだ。