【全日本】諏訪魔「電流爆破参戦問題」で天龍裁定仰ぐ

2017年03月10日 16時30分

とんかつをヤケ食いする?諏訪魔

 全日本プロレスの暴走男・諏訪魔(40)が9日、大御所に“最終判断”を仰ぐことを決めた。12日の後楽園ホール大会には邪道・大仁田厚(59)の“化身”グレート・ニタが来場し、再度諏訪魔に電流爆破マッチ参戦を求めることが確実となっている。そこで暴走男は、23年前に電流爆破戦で大仁田と対戦経験のあるミスタープロレス・天龍源一郎(67)に是非を問うという。

 

 この日、地元の神奈川・藤沢市内で本紙の取材に応じた諏訪魔はどこか表情が冴えなかった。執拗につけ回されている大仁田は、2月19日の8人タッグ戦(甲府)で撃破したものの、今度は12日の後楽園大会に化身のニタを送り込むと予告されたからだ。

 

「また大仁田かよ。負けたら退くということが通用しないヤツだよな。しかも今度はニタって…。昔、それに似たのがいたけど、嫌な記憶しかない、ああ…」とボヤキ節を連発した。当日のカードは諏訪魔、ジェイク・リー組VS崔領二、野村直矢組だが、ここにニタがやってきて再び電流爆破参戦を要求してくることは確実だ。しかも諏訪魔は、武藤敬司(54)の化身グレート・ムタに3冠ヘビー級王座を奪われた暗い過去(2008年9月28日、横浜)があるため、魔界の住人には人一倍アレルギーがある。

 

 そこで暴走男は熟考した結果、妙案を思いついた。11日には山形市内で行われるドキュメンタリー映画「LIVE FOR TODAY―天龍源一郎―」の舞台あいさつで天龍と登壇する。野獣・藤田和之(46)との初遭遇が実現した15年11月15日の天龍引退試合(両国国技館)以来の対面となり「今のこの状況をどう思うのか、天龍さんなりの意見を聞いてみたい」と話した。

 

 天龍は1994年5月5日のFMW川崎球場大会で行われたノーロープ有刺鉄線金網電流爆破デスマッチで大仁田と一騎打ちして激勝。03年6月29日のWJ札幌大会ではコンビを組んで爆破マッチに出陣している。尊敬する大先輩に「是か非か」を問うつもりで、その意見を参考にニタに返答を突き付ける覚悟だ。諏訪魔の「電流爆破参戦問題」は、意外な男がキーマンとなってきた。