【全日本】秋山社長まさかの英断!大仁田の電流爆破要求を受諾

2016年10月20日 16時30分

大仁田、カシンの要求を認めた秋山社長

 全部受け止めた。全日本プロレスの秋山準社長(47)が19日、まさかの英断を下した。アジアタッグ王座次期挑戦者に指名された邪道・大仁田厚(58)から出された参戦条件を認め、全日マット史上初の電流爆破デスマッチにゴーサインを出したのだ。さらには“悪魔仮面”ケンドー・カシン(48)の共闘要請まで受諾。11月27日の東京・両国国技館大会は王道マット史に残る一日になりそうだ。

 

 秋山社長の口から予想外の言葉が飛び出した。「電流爆破バットがお守り代わりなわけだろ? 大仁田厚っていったらそれじゃん。こちら(全日本)から参戦をお願いした形になってる。なら向こうのお願いも聞くのが筋。俺は問題ない」と断言したのだ。

 

 アジアタッグ王者チーム(青木篤志、佐藤光留組)から11・27決戦で予定するV5戦の相手に渕正信とともに指名された大仁田は、全日側が電流爆破バットの持参を認めることを条件に承諾。この無理難題をあっさり認めた格好だ。

 

 しかも「青木と佐藤がどう答えるか分からないけど、普通にレスリングやるのか?っていったら、あの人のスタイルじゃない。俺が相手だったとしても、そこは引くつもりはない。かといって俺が電流爆破やりたいっていう前振りじゃないからな!」と笑顔まで見せて話した。

 

 PWFルールの問題はあるにせよ、トップの決断により歴史と権威あるアジアタッグ戦は、王道マット史上初の電流爆破戦として開催されることが濃厚となった。さらに秋山はもう一つの難題でもあったカシンからのタッグ要請まで、正面から受け止めた。

 

「(GET WILD再結成で)大森隆男が征矢学と組むから、大森と組んでいた俺がはぐれちゃう。カシンは言うことを聞かなさそうだし、俺も絶対に聞かない。まあ、それも含めて面白いかなと」。これにより11・27決戦で秋山はカシンと超異次元タッグを結成。大森、征矢組と対戦することが決定的となった。

 

 この日の水戸大会では3冠ヘビー級王者の宮原健斗(27)と激しい攻防を展開。「どんな問題も受け止める度量が、今の全日本プロレスにはある」。社長就任後初の両国決戦は、秋山・全日本の集大成となる。