【全日本】崔が王道T1回戦敗退の宮原にダメ出し

2016年09月07日 16時30分

鋭い蹴りが持ち味の崔(右)

 全日本プロレス「王道トーナメント」に出場中の崔領二(36)が6日、3冠ヘビー級王者の宮原健斗(27)にダメ出しした。

 

 4日のトーナメント1回戦(品川)ではジェイク・リー(27)を下して2回戦(17日、横浜)進出を決めたが、反対ブロックの宮原は諏訪魔(39)に沈められて1回戦敗退。「ズコッときますよ。圧倒的にやられていたし…」と、崔は苦虫をかみ潰したような表情を見せた。

 

 宮原には8月27日名古屋大会の3冠戦で敗れたばかり。それだけに、このふがいない結果が引き金となり、たまっていた王者へのうっぷんがせきを切ったように出てきた。「彼は負けてもケロッとしてる。軽いというか、死に物狂いで頑張るんちゃうの?って思う。何を言っても響かないし、相手を立てることもしない。気持ちを返さない選手は、世の中のレスラーは誰も興味を示さないと思う」

 

 クールなナルシシスト王者は感情を表に出すことがない。気持ちで戦う選手の代表格だった故橋本真也さんを師匠に持つ崔には到底受け入れられないようだ。ならばトーナメントを制覇し、再び挑戦権を得るしかない。

 

 次の相手はゼウス(34)。「プロレス界で数少ない対戦が喜びに変わる選手。けど試合になったら容赦しない」。4月のチャンピオン・カーニバルではヒジを破壊した蹴りで、勝利の再現を狙う。