全日本プロレスの11日・大阪大会で、世界タッグ王者・宮原健斗(32)、青柳優馬(25)組が土肥こうじ(31)、羆嵐(30)組を下し4度目の防衛に成功した。

 挑戦者組のパワーに苦戦を強いられた王者組だが、宮原の粘りと青柳の陰湿さで逆転。最後は青柳が羆嵐を必殺のエンドゲーム(変型羽根折り固め)でガッチリ捕獲して勝利した。宮原と青柳は6月26日の大田区大会での3冠ヘビー級王者決定巴戦でジェイク・リー(32)に敗れ、同時戴冠の〝5冠王者〟を逃したばかり。この勝利をきっかけに勢いを取り戻したいところだが、果たして。