全日本プロレスは1日に会見を行い、練習生の斉藤ジュン(34)、レイ(34)が5月16日の東京・大田区総合体育館大会でデビューすると発表した。
ジュンとレイは双子の兄弟で、ともに学生時代をアメリカで過ごしてから大相撲・出羽海部屋に入門し8年活躍した。元幕下藤の海・ジュンは「5月にデビューさせていただくということで大変うれしく思います。全日本プロレスで立派なプロレスラーを目指して頑張ります」、元三段目藤の花・レイは「兄と2人、一生懸命頑張ってきます」とそれぞれ意気込み。目標の選手にジュンは宮原健斗を、レイは石川修司と諏訪魔を目標に掲げた。
会見に専務として同席した諏訪魔は「2人の練習を見てると、気持ちが強いな、というのが1つ。あとは見るからに体がデカいし、顔もかっこいいよね。それだけでも将来が楽しみ。全日本らしい戦いができるレスラーになってほしい」と期待を寄せた。戦場を土俵からリングに変え、飛躍なるか。