21日の全日本プロレス京都大会で、3冠ヘビー級王者・諏訪魔(44)がヨシタツ(43)を下し7度目の防衛に成功した。

 総合格闘家の所英男と練習を行い岩石落としを封じる新技「ヨシタツ+(プラス)」を開発するなど並々ならぬ決意で挑んできたヨシタツの猛攻に苦しめられる場面もあった諏訪魔だが、最後はこだわりの岩石落とし固めできっちり投げて3カウントを奪った。

 これで昨年3月の戴冠から目標としていた1年が経過。春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」(4月9日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で開幕)を控え「まずヨシタツに勝って、CCも優勝で大田区大会のメインに立つ!」と次なる目標を設定していたが、その第一歩を踏み出した。このまま有言実行で5月16日に東京・大田区総合体育館で開催される今年最初のビッグマッチに臨めるか。