8日の全日本プロレス保土ヶ谷公会堂大会で、アジアタッグ王者のゼウス(39)、イザナギ(44)組が青柳亮生(21)、ライジングHAYATO(22)の若手コンビを下しV4に成功した。

 2月23日の後楽園ホール大会で行われた次期挑戦者決定3WAY戦を制し挑戦に至った若手コンビ。その勢いに押し込まれそうになる場面もあったが、王者組はさすがの連係で譲らず。要所で怪力を見せつけペースを握ったゼウスが、最後はチョークスラムからの強烈なラリアートで青柳亮生を1回転させて余力を残したまま3カウントを奪った。

 試合後マイクを持ったゼウスは、大の字になった亮生を介抱する兄の青柳優馬に「次はお前じゃ!」と絶叫。14日の東京・後楽園ホール大会で入江茂弘と組んで宮原健斗、青柳優馬組が持つ世界タッグ王座に挑戦するが「14日はお前じゃ。覚悟しておけ」と威嚇した。青柳優馬は「脳みそまで筋肉でできてるような人はあれくらいで来てくれないと」と受けて立つ様子だった。