【全日本】〝事故〟から生還の諏訪魔が3冠ヘビー級V6! 次は天敵・ヨシタツの挑戦受諾

2021年02月24日 00時00分

諏訪魔(右)はラリアートで耕平を追い込んだ

 転落で九死に一生を得ていた全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・諏訪魔(44)が、23日の後楽園ホール大会で佐藤耕平(43)を下し自己最多記録となる6度目の防衛に成功した。

 苦戦の末、逆転の勝利だった。耕平の重いエルボー、ローキックで悶絶させられると、アキレス腱固めで足にもダメージを蓄積された。諏訪魔も王者の意地でラリアートなどで反撃するが、驚異の石頭を誇る挑戦者からヘッドバットをく食らいふらふらになるなどピンチが続いた。

 逆転のカギになったのは岩石落としだ。終盤、一瞬動きの止まった耕平を引っこ抜きマットに突き刺すと、立ち上がったところにドロップキックをズバリ。粘る相手にラリアートなどで追い打ちしてから、最後も岩石落とし固めで3カウントを奪った。

 試合後マイクを持つと「打撃を食らったら目が飛ぶし、びっくりしたよ。あんな強い人がいるんだと思ったら、まだ日本のプロレス界も捨てたもんじゃねえな」と対戦者をほめたたえた。

 するとそこに〝天敵〟ヨシタツが登場。「俺が掲げる王道ストロングスタイル、そして、超闘魂を確立するためにそのベルトが必要になった」と挑戦を表明した。「最近、俺とお前の対戦成績はヨシタツの3勝0敗だ」と圧倒的相性の悪さを蒸し返され「ヨシタツ。お前に3連敗してるのは俺の汚点だ。だったらよ、3冠をかけて汚点を払しょくしてやるよ」と受諾した。

 そんな諏訪魔は既報通り、トレーニングをかねて自宅庭の木の手入れをしている。しかし数日前、太さ1メートル以上ある大木を脚立に上って枝や幹を切り解体していたところ、木が倒れてきて転落してしまった。

 その〝事故〟を振り返り「いやー、あれは一瞬、死んだと思ったね。もろに頭の方から落ちたからさ。思わず受け身を取って助かった。ギリギリ木の下敷きにならなかったから良かったよ。九死に一生ってやつだな。でも、脚立に登って切った丸太を運ぶのはいいトレーニングになるからやめねえよ。ガーッハッハ!」とニッコリ。プライベートでも死と隣り合わせのトレーニングを行っているのも、強さの秘訣なのかもしれない。

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