全日本プロレス世界タッグ王者である宮原健斗(31)&青柳優馬(25)のユニット「ネクストリーム」が戦力拡大だ。10日の千葉・2AWスクエア大会で、青柳の弟・亮生(あつき=21)とライジングHAYATO(21)の若手のホープ対決が行われ、ダブルKOの幕切れに終わった。

 試合は互いに躍動し一進一退の攻防を繰り広げるも、最後は亮生がHAYATOにリバースのフランケンシュタイナーを決めたところでダブルダウン。レフェリーのカウントが進んでも動けないまま10カウントを聞き、両者KOの裁定が下された。

 リング上でがっちり握手を交わした2人は、バックステージで互いに「ありがとうございました!」と頭を下げる。そこに宮原と青柳が登場し、青柳が「いい試合だった。ぜひイキのいい2人にネクストリームに入ってもらいたい」とTシャツを渡しながら勧誘。

「よろしくお願いします!」と言いながらTシャツを着こむ2人に対し、宮原が「よし、このネクストリームで新たな時代をつくる。お前らのやりたいことを伝えろ!」と水を向ける。

 これに亮生が「個人の力が試されると思うんで、3年目は世界ジュニアのベルトを必ず巻きます!」と宣言。HAYATOは「同じことを言うのは悔しいので、プロレスを日本全ての人に好きになってほしい。ネクストリームでプロレス界を盛り上げます!」と熱く誓った。

 最後に4人で手を重ね合わせた新生ネクストリームが2021年、業界の話題を独占する。