
全日本プロレスは8日、来年1月3日の東京・後楽園ホール大会で3冠ヘビー級王者の諏訪魔(44)に青柳優馬(25)が挑戦すると発表した。
前夜「世界最強タッグ決定リーグ戦」を宮原健斗(31)と制覇した青柳は一夜明け会見で「改めてこうして諏訪魔さんの横に座って緊張と震えが止まらない」としながらも「自分としては世代間闘争という位置づけ。若手の代表として、しかも勝てば最年少戴冠でもあるし」と目を輝かせた。
25歳2か月で3冠王座奪取に成功すれば、宮原が持つ26歳11か月の最年少戴冠記録を大幅に更新する。さらに「僕には、4日の名古屋大会で諏訪魔さんに見せたエンドゲームとスピンキックという2つの武器がすでにある」と豪語。王者に「絞めと回し蹴りで、名古屋で2度のびた」と言わしめた強力な武器に自信を見せた。
青柳は「僕自身もお客さんも青柳が諏訪魔に勝つって想像できないと思う。でも勝って(世界タッグも取って)青柳優馬が5冠王。いい響きじゃないですか」と不敵な笑みを浮かべ、新春決戦に集中した。
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