3冠ヘビー級&世界タッグ5冠王者の諏訪魔(44)が“元暴走王”小川直也氏(52)との「暴走対決」をぶち上げた。“暴走男”の異名を取る諏訪魔は7日から動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で独占配信される新映像コンテンツ「全日本プロレス配信」の会見に出席。同コンテンツではゲスト選手が出場するオリジナルの試合が配信され、その象徴的な存在が解説を務める小川氏だ。

 諏訪魔は「ここにいる小川直也がかんでるのが気に入らねえ。納得いかねえよ。この間の収録でもボーッとして、何しに来たんだよ、全日本プロレスに!」とケンカを吹っ掛けた。すると元暴走王も即座に呼応。両者はにらみ合いを展開し、小川氏はパイプイスを投げつけ緊張感が走った。

 自ら仕掛けた理由について諏訪魔は「一昨年(6月に)引退宣言して以来プロレスに絡んでなかったんだろ? だったら出てきた以上、やる覚悟があるってことじゃねえか。全く接点はねえけど、同じ『暴走』って呼ばれてるし興味はあった。どっちが暴走ナンバーワンか、リングで決めようじゃねえか」と、2016年2月26日の青木真也戦以来となるプロレス復帰を実現させるための行動だったと説明した。

 すでに収録でも因縁が生まれている様子で、小川氏の口からは「これからも暴走王でもっと突っ走っていこうかなと思わせることもあったんで、久々に興奮しました」という言葉も飛び出した。

 諏訪魔は「俺がリングに引き出してやる。なんか外野でゴチャゴチャ言ってるやつらがいるけど関係ねえ」。まさかの対決が実現するか注目だ。