【全日本・最強タッグ】相棒・青柳にエサにされ…宮原組やっと1勝「ここから逆襲が始まる」

2020年11月24日 00時00分

毒霧を浴びた宮原(左)を笑うパートナーの青柳

 全日本プロレスの暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」の公式戦が23日の東京・後楽園ホール大会で行われ、「ネクストリーム」の宮原健斗(31)、青柳優馬(25)組が田中将斗(47)、TAJIRI(50)組に勝ってようやく初勝利。開幕からの連敗を2で止めて勝ち点2とした。

 苦しい戦いをなんとか制した。カギを握ったのは田中の得意とするテーブル攻撃だ。終盤、掟破りで先に仕掛けようとした宮原がリング下からテーブルを引っ張り出して場外にセッティング。しかしそこにスルスルとTAJIRIが現れ、宮原はリング下に引きずり込まれてしまった。リング下で毒霧の餌食になったか、宮原の顔面は真っ赤。動きが止まったところでテーブルにセットされ、コーナー最上段から飛んだ田中のスーパーフライのエジキとなった。

 しかし、宮原が虫の息になっている間、リング上では毒霧で顔を真っ青に染めた青柳優馬がTAJIRIの攻撃をこっそり切り返してエンドゲームで捕獲。田中に気付かれないようにねじり上げ、いつのまにかギブアップを奪っていた。自軍の将をエサに敵軍を分断した腹黒策士・青柳らしい戦術で、田中は激怒も後の祭りだった。

 試合後、青柳は「このご時世に毒霧はダメだ」とつぶやきつつ「ネクストリームが復活したからには優勝が最低条件。次の後楽園は大嫌いなジェイク・リーか。ジェイク・リーファンに悪夢を見せてやる」と吐き捨てると、リング下で倒れている宮原に「あとはよろしく」と言い残してさっさとリングを去っていった。

 エサにされた上に一人取り残された宮原は徐々に息を吹き返すと立ち上がり、陽気に「この世界最強タッグ決定リーグ戦、優勝は満場一致で宮原健斗と青柳優馬だ!」などと絶叫。拍手を浴びてから「ここからネクストリームの逆襲が始まる」と宣言した。なんだか妙な連携が取れ始めているように見えるのは気のせいだろうか…。

 敗れた田中、TAJIRI組は1勝2敗の負け越しとなった。