【全日本・最強タッグ】アブ小林組にまさかの黒星…宮原「キャリアを汚した。恥だ…」

2020年11月19日 00時00分

大日本コンビに屈辱の敗戦を喫した宮原

 全日本プロレスの暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」開幕戦(18日、新宿フェイス)で、復活を遂げたユニット「ネクストリーム」の宮原健斗(31)、青柳優馬(25)組が大日本のアブドーラ小林(44)、関本大介(39)組にまさかの敗北を喫した。

 まさに油断大敵だった。戦前、相手の小林を「あの見た目なら研究しなくても大丈夫でしょ。あっちがフォークなら、こっちはスプーンでも持っていきますか? ハハハ」などと見下しまくっていた宮原は、入場で相棒の青柳にスプーンを持たせる余裕を見せつける。しかし試合が始まると、見た目以上に動ける小林に翻弄され「なんか嫌だよ…」と思わずつぶやくほどペースを乱された。

 さらに小林に意識を奪われているところに敵主力の関本にアルゼンチン式背骨折りで捕獲されるなど徐々にダメージを蓄積される。さらに最後は関本ごと小林が投げる眉山を宮原が食らい、とどめのダイビング・バカチンガー・エルボーで屈辱の3カウントを奪われた。

 試合後は心身のダメージから床に倒れて起き上がれず「宮原健斗キャリア最大の汚点だ。最低だ。キャリアを汚した…。恥だ…」とうわごとのようにつぶやくばかり。果たしてここから息を吹き返せるのか、心配される。

 一方、勝った大日本コンビは勢いに乗るばかり。試合後、和田京平レフェリーから求められて握手を交わしたという小林は「一番厄介な和田京平が何かを認めたってことだろ!」。関本も「このまま全勝優勝だ」と続くと、小林は「ぶっちゃけ1つくらい負けても大丈夫だろ。このまま優勝だ。次(21日、新潟・アオーレ長岡大会)の相手は芦野(祥太郎)とくまの…じゃなくて羆嵐か。つまり家出少年か。そんなやつらには負けん!」と拳を突き上げた。乗せてはいけない人を乗せてしまった。