【全日本】ゼウスが生涯現役宣言 3冠ヘビー級王者・諏訪魔への挑戦も決定的

2020年10月06日 11時00分

ゼウスは宮原(左)を追い込んだ

 全日本プロレスの祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」を全勝で初制覇した“筋肉獣”ゼウス(38)が「生涯現役」を掲げた。Aブロックを4戦全勝で突破し、5日後楽園大会の優勝決定戦で、Bブロック1位の宮原健斗(31)と激突。シャットダウンスープレックスホールドを返して流れをつかみ、最後はジャックハマーで3カウントを奪った。

 これで17日エディオンアリーナ大阪第2競技場大会で3冠ヘビー級王者・諏訪魔(43)への挑戦が決定的となり「流れも自分にある。勝つことしか考えられない」と力を込めた。新型コロナウイルス禍で先が見えない中で「生涯レスラーとして現役を続けたい」との思いに至った。そのためにもスタイルの進化が必要と痛感。「パワーに頼ったプロレスをあと何年保てんねんっていうのがあって。テクニカルな戦いもしていく必要がある」という考えからCCではフェースロックを解禁した。

 また「一度天下を取れば、たとえ80歳になっても呼んでもらえる」と力説する。藤波辰爾(66)や武藤敬司(57)ら現役を続けるレジェンドは、いずれも一時代を築いた選手ばかり。2018年7月に初めて3冠王座を戴冠したゼウスだが、天下を取るにはCC制覇からもう一度至宝を巻くしかない。この日の勝利は目標への第一歩。ここから「ゼウス時代」を築く。