【全日本】秋男ジェイク・リー CC初制覇のカギは「柔術戦法」

2020年09月17日 11時41分

ジェイク・リーはCC初制覇へ柔術を習得した

 全日本プロレスの祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」Aブロックのジェイク・リー(31)が初優勝へ向けて絶好調だ。

 開幕戦(12日)で黒潮“イケメン”二郎(27)を下すと、15日には3冠ヘビー級&世界タッグ王者の諏訪魔(43)も撃破。無傷でリーグ戦を折り返した。好調を支えるのはコンディションの良さ。北海道の北見市で生まれ、札幌市で育っただけに「暑いのが本当に嫌いなんです。だから逆に涼しくなり始める秋の初めが大好きなんですよ。体も動く」。昨年も9月中旬に行われた王道トーナメントを制覇した。文句なしの「秋男」だ。

 となれば、祭典が春から秋にスライドした今年は大チャンスで「このまま全勝優勝しかない!」。さらに好調を支えるもう一つの要因が、2メートルあるリーチを生かすべく取り組んできた柔術だ。「長い腕を生かすには絡みついて関節を決めるのがいい」と、格闘技ジム「和術慧舟會HEARTS」や柔術道場「カルペディエム」で技術を吸収している。

 CCでもその技術を応用。総合格闘家・今成正和(44)が開発した足関節技「今成ロール」を黒潮に仕掛け、諏訪魔には新技の変型腕固めで勝利した。残る羆嵐(29)戦(21日、後楽園)とゼウス(38)戦(26日、小田原)に向けても「2人ともパワー型の選手だから足を取りにいきますか。腕はパワーで逃げられるけど、足なら簡単に外せませんからね。まだ出していない技もあるからお楽しみに…」と不敵な笑み。異彩を放つファイトスタイルで初の頂点に上り詰めるつもりだ。