【全日本】諏訪魔が故青木さんに捧げる勝利!ラストライドで後頭部痛打も動じず「青木がそうさせたんだろうな」

2020年08月16日 00時00分

宮原をラストライドで沈めた諏訪魔は天を指さした

 全日本プロレス15日の東京・後楽園ホール大会で、昨年6月3日に交通事故で死去した青木篤志さん(享年41)のメモリアル大会が行われ、メインの6人タッグ戦では3冠ヘビー級&世界タッグ王者の諏訪魔(43)が天国の盟友に勝利をささげた。

 6人タッグ戦(諏訪魔、石川修司、入江茂弘組対宮原健斗、ジェイク・リー、岡林裕二組)では、30日の後楽園大会で世界タッグに挑戦してくる宮原と激しい攻防を展開。場外戦では鉄柱と鉄柵に叩きつけ、馬乗り状態で攻撃を放った。

 最後は宮原と1対1の状況になると、天を指さしてラストライドの体勢に。ところが宮原を抱え上げた瞬間、体勢を崩して後頭部をロープに痛打。

「青木がそうさせたんだろうな。『先輩、このままかっこつけさせませんよ』って」(諏訪魔)。

 気を取り直して2発目を豪快に決め、完璧な3カウントを奪った。

 試合後はマイクを握り「青木が旅立って1年ちょっとたつけど、いまだに横には青木がいるような感覚がある。セコンドに就いてくれ、控室で佐藤(光留)とふざけた話をしている時も青木が仲介してくれているのかなって。レスリングを子供に教えている時も、バイクに乗っている時もあいつがいるんだよ」と盟友への思いを語った。

 さらに「青木がいるって感じるけど、会えない。すごく寂しいよ。5冠のベルトをあいつに直接、見せたいよ。でもね、みんなで全日本プロレス、プロレス界を盛り上げることが青木が喜ぶことなんじゃないかなって思います。青木篤志が愛した全日本プロレスをこれからも応援してください」と続け、大会を締めくくった。

 その後は出場選手たちがリング上とリングサイドに集結。追悼の10カウントゴングがささげられた。