【全日本】世界タッグ挑戦の宮原 パートナー・黒潮二郎への意外な〝不信感〟

2020年08月14日 11時30分

東京タワーを背に宮原は気合を込めた

 全日本プロレスの“自称・最高男”宮原健斗(31)が、思い出の東京タワーで世界タッグ王座奪取を誓った。30日の東京・後楽園ホール大会で「暴走大巨人」こと諏訪魔(43)、石川修司(44)組への挑戦を控え、気合は十分。そんな中、パートナーの黒潮“イケメン”二郎(27)との間にまさかの不安があることが発覚。そのトホホな事情とは…。

 酷暑の中、福岡出身の宮原は東京タワーの麓にいた。世界タッグ戦を前にして、タイミングを見つけては訪れているという場所だ。

「東京タワーって特別なんですよ。デカくてガッチリしててかっこいい。レスラーを目指して上京したばかりの頃、よく見に来たんです。いわば原点のようなもの」

 そこになぜ今、頻繁に通うのか。理由はタイトル戦だ。3月に諏訪魔に敗れて3冠ヘビー級王座を失ってから無冠が続き「3冠も世界タッグも、話題も向こう(暴走大巨人)に持っていかれているじゃないですか。そろそろヤバいから、ここで初心を取り戻しながらイメージトレーニングをしてるんです。東京タワーはデカいから、デカい相手と戦うイメージもしやすいし」と力を込める。

 ならばパートナーとともに来た方がいいのではないか。そんなツッコミにはバツが悪そうに「僕もそう思いますよ。せめてこの取材がある今日だけでもって思いました。それで連絡とろうと思ってスマホを調べたら、イケメンの電話番号が入ってなかったんです。LINEも交換したはずなのに消えちゃっていて…」と苦笑いした。

 2人が最後に会ったのは先月25日の後楽園大会で、このままいけばタイトル戦までに会うのは23日の埼玉・イコス上尾大会のみになる可能性が高い。笑ってる場合ではない気がするが、明らかなコミュニケーション不足を指摘されると「そうなんですよ。あいつってバカなようで実際は何考えてるか分からないし」となぜか人ごとだ。

 さらに変なスイッチも入ったようで「そもそも石川選手から要求されて、負けたら僕もジャケットを着ることになったじゃないですか。イケメンみたいに。それがすっごい嫌なんですよ。レスラーたるもの、鍛えた肉体を見せるべきでしょう。なのにイケメンはその条件聞いて『それはそれでいいじゃん』みたいな感じなんです。信用できないんだよ…」と無意識に相棒のアイデンティティーを完全否定して不信感を口にした。

 結局、この日は思い出の地で相棒の悪口を言いながら自撮りをするだけに終わった。大一番を前に心配ばかりが募っている。