【全日本】芦野の活躍に焦り…青柳誓った!大逆襲 

2020年06月09日 16時35分

青柳優馬

 元W―1エースの芦野祥太郎(30)に一騎打ちを要求した全日本プロレスのホープ・青柳優馬(24)が、巻き返しへの決意を語った。

 7日放送大会では、諏訪魔(43)の3冠ヘビー級王座に挑戦を表明した芦野に“待った”をかけ「簡単に3冠を言葉に出してほしくない」とシングル戦を要求。諏訪魔も「勝ったほうとシングルをやる」と応じ、25日放送大会で青柳VS芦野が決まった。

 唐突にも見えた行動だが、青柳の背中を押したのは「3冠に土足で踏み込まれた」という怒りに加え、現状への焦りだ。2017年度の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」新人賞を受賞。今年も2月に当時の3冠王者・宮原健斗(31)に挑戦しステップアップしてきたが、3冠戦で敗れて歯車が狂った。

「目標を失ったところにコロナで。もともと引きこもるタイプなんで、外出自粛も苦にならなくて日に日にアグレッシブな気持ちがなくなったんです。自粛中はずっと横になってテレビを見てました。仮面ライダーって主人公が『変身!』って言うじゃないですか。それをiPhoneに聞かせたら『ヘイ、シリ(Siri)』と間違えて起動したんです。それが面白いなあと思って繰り返してたら、一日終わってました」

 青柳も新型コロナウイルスの“被害者”なのだ。そんな中、目の前で躍動する芦野の姿に「同じくらいのキャリアの人間が上り詰めているのに自分は何をやってるんだって焦りました。それで、今しかないと思った」と気持ちを奮い立たせた。

「まだ気付くと横になってしまう」と自粛モードは抜け切らないが、何とか覚醒の時を迎えたい。