【全日本】諏訪魔 芦野は壊しがいがあるおもちゃ

2020年05月29日 16時35分

諏訪魔は暴発寸前だ

 全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・諏訪魔(43)が、ストレス解消のはけ口として元W―1エースの芦野祥太郎(30)に目をつけた。団体は新型コロナウイルス感染拡大の影響により観客を入れた通常興行の自粛が続き、無観客で行われるテレビマッチだけを開催している。

 もともと公私で抱えたストレスを試合で発散するタイプの暴走男は「月に2、3試合じゃ足りねえよ。発散にならない。どうすりゃいいんだよ。自宅にジムまでつくってコンディションは最高なのに…」と頭を抱える。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、日常生活が戻るまでにはまだまだ時間がかかるだけに「自粛で余計なことまで考えるから、たまる一方だ。3冠戦も全然組まれねえし。頭がおかしくなりそうだ。いっそ俺も“臨時コーチ”でもやるか?」と嘆くことしきりだ。

 外敵の芦野に好き放題やられている現状も拍車をかける。全日勢は前3冠王者の宮原健斗(31)やジェイク・リー(31)でも勢いを止められず、参戦から4連勝を許している。諏訪魔は「うちの若いのは、なにやってるんだよ。だらしねえなあ。印象? そんなもん、ねえよ! そんなやつの試合見てないから」と不機嫌そうに吐き捨てた。

 ところが、その直後だ。「ちなみにその、あしなんとかっていうのは誰に習ったんだよ?」と逆取材してきた暴走男に経歴を説明するや、表情を一変。馳浩衆議院議員(59)の紹介で2014年にW―1に入門したことを知り「じゃあ馳さんから始まって、武藤(敬司)の下でカズ(ハヤシ)、近藤(修司)がつくったってこと!? 俺の歩んできた道そのままじゃねえか」と驚きの表情を浮かべた。

 自身も04年に馳氏のスカウトで全日本に入門し、3人の指導を受けただけに「いま一気に興味が湧いたよ。俺のストレスの発散の対象になりうる、壊しがいがあるおもちゃなのかもしれないな」と不敵な笑み。王道マットに不穏なムードが漂い始めた。