【全日本】諏訪魔 来たれ自撮り襲撃者

2020年04月10日 16時35分

諏訪魔はタイトル戦に飢えている

 求む、襲撃者。全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・諏訪魔(43)が、異例の方法で次期挑戦者を公募した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全日本では5月10日までの全大会が中止になった。次回大会のメドは立たず、初防衛戦の行方も不透明な状況だ。

 そこで諏訪魔は「だからって、何もやらないのはよくないと思うんだよ。話題がなくなっちゃう。俺はガンガン無観客のテレビマッチをやるのもありだと思う」と提案する。手応えをつかんだのが、6日の無観客試合(新木場)だ。

「あれはあれで、結構よかった。新鮮だったね。(動画配信サイト)全日本プロレスTVもあるわけだし、それを生かしてさ。何なら俺は、毎月無観客のテレビマッチで防衛戦をやったっていい」と語る。さらに「だからこそ、動画配信を生かしたタイトルマッチにしたいよね。例えば襲撃も…」と続けた。

 襲撃――それは一般社会で絶対に許されない行為だが、プロレス界ではタイトル挑戦をもくろむ者がアピールのために幾度となく行ってきた伝統的行為。通常なら王者から要求するものではないが、常識を打ち破るのが暴走男の真骨頂だ。

「せっかく配信があるんだから。ベルトに興味がある選手は、例えば襲撃する様子を自撮りしながら来てもいいよね。返り討ちでボッコボコにするけど、そういう配信を意識した襲撃は歓迎しますよ。それで俺が認めたら挑戦させる」ときっぱり口にした。人気ユーチューバーの芸人・フワちゃんのように、自撮りしながら王者を襲って配信する“令和の襲撃スタイル”を求めるという。

「今まさに、現代のプロレスのあり方が問われているんだ」。3密を避けたうえで、配信まで意識した襲撃となれば相当斬新な発想が必要となる。王者からの“ジャイアニズム”全開の無理難題に、果たして応えられる挑戦者は現れるのか…。