【全日本】佐藤光留 天国の青木篤志さんにささげる勝利

2019年06月19日 00時00分

青木さんの遺影を持つ佐藤(左)と秋山社長

 全日本プロレス18日の東京・後楽園ホール大会で、3日に交通事故で死去した青木篤志さん(享年41)の追悼セレモニーが行われた。

 全試合終了後、青木さんが所属していたユニット「エボリューション」のメンバーがリングに上がり、タッグパートナーの佐藤光留(38)が遺影を持って10カウントが鳴らされた。大会後、青木の師でもある秋山準社長(49)は「今日の試合もどこかで見てくれていたと思う。これからは前を向いていかないと…」と話した。

 メインでは当初、この日に青木さんの世界ジュニア王座に挑戦する予定だった佐藤が、青木さんの愛弟子・岡田佑介(26)と対戦。腕十字固めで勝利すると「青木さんがいるはずだったリングに立ったら、本当に寂しいよ! 青木さん! 青木さん! 青木さん!」と号泣した。

 また、セミのアジアタッグ王座戦は、挑戦者のジェイク・リー(30)、岩本煌史(29)組が、大日本の河上隆一(30)、菊田一美(33)の王者組を破りベルト奪還に成功した。

 アウェーにもかかわらず、まったくひるむことなく攻勢を仕掛けてくる大日本コンビの勢いに苦しみつつも、最後はジェイクが菊田を強烈な岩石落としで叩きつけて3カウントを奪った。5月に同王座を奪われた相手に逆転で勝利したジェイクは「正直危なかった。あんな強い相手…。また、どこかで戦うことになるんじゃないですか?」。また、岩本はTAJIRI、KAI組との対戦を熱望しつつ「向こうのタイミングが合うまで、何度でも防衛し続けて待ちますよ」と呼びかけた。

 ちなみに、大日本コンビが自腹で作ったベルトケースは、そのままベルトとともににジェイク組に引き渡されることが濃厚だ。