全日本プロレスの秋山準社長(49)が11日、横浜市内の事務所で会見し、3日に交通事故死した青木篤志さん(享年41)の追悼大会を、8月11日に東京・後楽園ホールで開催することを発表した。

 この日行われた青木さんの告別式に諏訪魔、佐藤光留とともに参列した秋山は「ご親族、ご両親の意向もありまして葬儀等のことは控えてもらいたいとのことで、今日も控えさせてもらいました。ファンの方や関係者の皆さまにはご迷惑、ご心配をおかけしたと思いますが、お許しください。つつがなく告別式が終わりましたことをご報告させていただきます」と話した。

 今後については15日の愛知・露橋スポーツセンター大会から献花台を設置。18日の東京・後楽園大会で追悼セレモニーを行うとした上で、8月の追悼大会については「青木にゆかりのある選手。全日本だけじゃなく他団体を含め、お話をしていきます」とした。

 また、青木が保持している世界ジュニア王座について「取ったのが5月20日で、規定だと半年持っていられるので。ベルトを持って青木は旅立ったので、そのまま半年は持たせてあげたい。6か月間は新しい王者を決めず、そのままにしておこうと思います」と明かした。