全日・秋山社長 交通事故死の青木さん「俺に似てるなってずっと思ってた」

2019年06月04日 18時25分

秋山準

 全日本プロレス・秋山準社長(49)は4日、世界ジュニア王者・青木篤志さん(41)が3日に東京・千代田区内で交通事故死したことを受け、横浜市内で会見した。

 青木さんは3日午後10時30分ごろ、首都高速都心環状線外回りをオートバイで走行中に、右カーブになっていたトンネル出口手前の側壁に衝突。およそ1時間後に、搬送先の病院で死亡が確認された。青木さんはインターネット番組に出演するため、同区内のスタジオに向かっている途中だった。

 秋山社長は「(事故を聞いたのは)12時過ぎくらいでした。病院もすぐに駆けつけたんですけど、事故に遭ったと聞いただけだったので、亡くなっていたとは思わず…。全く受け入れられないというか」と説明。青木さんはノア時代の付き人で、2013年にともに全日本プロレスへ移った戦友でもあった。

「あいつがデビューしてからずっと見てきたのは僕だけだと思うので、つらいですね」と時折、声を詰まらせながら目に涙を浮かべると「僕と似ているとこがあって、寡黙なとこもあるし、急にしゃべりだすこともあるし。ああコイツ、俺に似てるなってずっと思ってた。ピンチのとき、本当に笑って助けてくれましたね」と故人をしのんだ。

 青木さんは5月20日の後楽園ホール大会で世界ジュニア王者に返り咲いたばかりで、活躍が期待されていた。そんな矢先の訃報に、秋山社長のショックは計り知れないが「ファンの皆さんの前には、元気で立たないといけないと思うので。しっかり切り替えていかないといけない」と気丈に語った。

 全日本プロレスを愛し、活性化に尽力した青木さんのためにも、団体をさらに発展させることが責務となる。秋山社長は「アイツもそう思っていたと思うので。遺志を受け継いでいかないといけないと思ってます」と天国の青木さんに誓った。