【全日本】諏訪魔が外国人恐怖症に 原点回帰で克服だ

2019年05月28日 16時30分

諏訪魔は英語小説に挑戦するも…。

 全日本プロレスの暴走男・諏訪魔(42)が、深刻な悩みを抱えている。石川修司(43)との世界タッグ王者で迎え撃つジョー・ドーリング(37)、ディラン・ジェイムス(28)組との初防衛戦(6月2日、兵庫・神戸サンボーホール)を前に、外国人選手恐怖症に陥っているのだ。そこで試行錯誤の末に打開策として導き出した答えが――。

 豪快さが持ち味の諏訪魔が別人のようだった。「このところ外国人にやられっぱなしだからな。正直、どうしていいのか分からない。苦手意識どころじゃない、トラウマだよ」と声を落とした。

 11日の沖縄大会ではディランに直接ピンフォールを奪われ、20日の後楽園大会ではチェーンで絞首刑に処された。盟友の石川も4月の「チャンピオン・カーニバル」公式戦でディランに敗れており、王者コンビはV1戦を前に厳しい現実を突き付けられている。

 その原因を「自分はパワーファイターでもあるけど、外国人選手もパワーで押してくる。そういう面でやりにくいところはある。それ以上に精神的なものだな」と分析。今年1月の同王座戦で諏訪魔と石川は同じジョー、ディラン組を退けているが「過去のものは過去のものとしてリセットされたよ。前は通用したかもしれないけど、今は通用しなくなってる。向こうもキャリアを積んで対策も練るわけだろ? 無理だ、俺」と語る。

 現状打破のため英会話教室にも通い始めたが「外国人の先生にどやされた。何言ってるか分からないのにまくし立てられて…。分からない言葉を投げ掛けられても、ついていけない」と八方ふさがりの状況だ。

 そこで、熟考の末にたどり着いたのが「原点回帰」だ。大型新人として2004年10月にデビューした諏訪魔は、その2か月後に「試練の7番勝負」がスタート。両国国技館で最初の相手を務めたのが“皇帝戦士”ことベイダーさん(享年63)だった。

「ベイダー、ジャマール、ディーロ・ブラウン、ブキャナン…振り返ると俺はWWEでも活躍した外国人と戦ってきたな。もう一度、ギラギラして向かっていった昔の自分を取り戻すため、ベイダー戦の時と同じ黒タイツでいくよ。全日本の歴史を振り返ると外国人天国だったし、日本人レスラーは乗り越えないといけないな」。現在は青ラメの派手なタイツを着用するが、神戸決戦限定で新人時代の黒に戻す。熱い心を取り戻した暴走男が大暴れの予感だ。