【全日本】ジェイク・リーがCC優勝決定戦で宮原と激突へ

2019年04月29日 00時00分

野村直矢(左)を撃破したジェイク・リー

 全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」28日の東京・後楽園ホール大会で、ジェイク・リー(30)が野村直矢(25)とのBブロック代表者決定戦を制し、優勝決定戦(29日、後楽園ホール)でAブロック代表の3冠ヘビー級王者・宮原健斗(30)と激突することが決定した。

 Bブロックは、この日試合前の時点で勝ち点8の首位が6人と、まれにみる大混戦になった。そんな中、第4試合で橋本大地がサム・アドニスに、第5試合でヨシタツが吉田隆司に屈して敗退。これにより、勝ち点8同士が激突するセミとメインそれぞれの勝者が、Bブロック代表決定戦を行うことが決定。セミではジェイクがジョー・ドーリングを、メインでは野村が諏訪魔を撃破した。

 勝者2人はメイン後10分の休憩を挟み、時間無制限1本勝負で激突。セミを9分3秒で終えたジェイクは、メインで22分31秒戦った野村より余力を残しており、徐々にペースを握った。強烈なエルボーの連打で反撃も受けたが、マキシマムを岩石落としで切り返して逆転。そのまま強烈なジャイアントキリング(ヒザ蹴り)を放ち3カウントを奪った。

 4日の後楽園大会で行われた公式戦では野村に敗れていたジェイクは、そのリベンジにも成功した格好で「Bブロック、勝ったのは俺だ。宮原健斗、次はあなただ。あなたを倒してCC覇者になって、俺が3冠に挑戦する」と高らかに優勝を宣言した。

 勢いに乗るジェイクだが、過酷なCCを乗り切った裏にあるのは、意外なものだった。「まずはファンの声援。あとは、漫画ですね。今回は特に『はじめの一歩』と『ジョジョの奇妙な冒険』を読みました。精神的に厳しい戦いが続いたので、精神的な部分の描写が多い漫画をあえて読むようにしました。漫画なら体もゆっくり休められますしね」と明かす。

 大好きな漫画でメンタルコントロールをしつつ休息も取り、長丁場を乗り切ったジェイク。初めての優勝決定戦だが、この勢いで一気に頂点に上り詰められるか。