【全日本】ジェイク 野村の成長に危機感

2019年04月18日 16時30分

ジェイクは渾身の力で吉田(下)の腕を決めた

 全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」は17日、東京・新木場1stRINGで公式戦4試合が行われ、Bブロックではジェイク・リー(30)がドラゴンゲートの吉田隆司(36)に勝利した。

 ラフ攻撃に苦しむ場面もあったが、最後はパーフェクトストレッチ(変型逆片エビ固め)でタップさせた。これで3勝2敗の勝ち点6として優勝圏内に踏みとどまり「残り全勝しかない。そうでないと俺はこのまま埋もれて消えてしまう…」と悲壮感を漂わせる。

 崖っ縁にあることを痛感したのは野村直矢(25)の飛躍だ。4日の開幕戦でジェイクを下したライバルは現在、同ブロック首位に立つ。「油断は一切ない。自分が劣っていたから負けたんです。実際、今1位じゃないですか。野村選手は(3月19日の)3冠戦で宮原健斗に負けはしたけど、すごい試合をした。あれからすごく強くなっているんです。これはまずいぞと」

 ジェイクは192センチ、110キロの恵まれた体格から“大器”と言われ、同世代の中では頭一つ抜け出した感があった。だが、もはやその状況に甘んじることはない。「僕自身は歩みを止めているつもりはない。周りからはそうは見えないかもしれないですけど」と自分に言い聞かせるように口にし、残る公式戦に気持ちを切り替えた。