【全日本】宮原が令和のエース表明 闘志駆り立てたソフトB・内川との出会い

2019年04月03日 16時30分

宮原は3冠ベルトを肩にかけて決意を表明した

 全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」(4日、後楽園ホールで開幕)に臨む宮原健斗(30)が2日、3冠ヘビー級王者での優勝を義務づけた。新元号が「令和」に決まり、いち早くプロレス界を代表する「令和のエース」を目指すと表明。闘志を駆り立てたのは、“史上最高の右打者”との出会いだ。

「自分にとってプラスになるのは優勝しかない。何を魅力として打ち出せるかが勝負になる」。横浜市内で行われたCCの公開会見で、宮原は自信に満ちた表情で話した。6年連続6度目の出場ながら、最高成績は昨年の準優勝。だが、その目は会見場に置かれた優勝トロフィーをしっかりと捉えていた。

 優勝決定戦は29日の後楽園ホール大会。5月から新元号「令和」になるため、まさに「平成最後」の大一番となる。特に平成元年生まれの宮原にとって、今年のCCにかける思いは特別なものがある。

「平成の時代は昭和生まれの人間がつくってきたわけです。となると、令和の時代をつくるのは平成生まれの人間。つまり時代が宮原健斗のものになるのは宿命なんですよ」と独自理論を展開。「第一歩がCC優勝。平成最後のCCと令和最初のCC、史上初めて元号をまたいで連覇して、世界一のレスラーになるべく突っ走ります」とナルシシズム全開で続けた。

 影響を受けたのはプロ野球ソフトバンク、内川聖一内野手(36)だ。始球式を務めるため3月30日にウエスタン・リーグのソフトバンク―中日戦を訪れた際、球場で遭遇した内川から「プロレスラーはすごいですね。野球選手ももっと鍛えないといけないかな」と肉体を称賛された。宮原は「周りの関係者に3冠ベルトのすごさを説明してくれたりして。見てくれてるんだなって思って自信になりました」と振り返る。

 内川が2008年に記録した打率3割7分8厘は右打者として史上最高の記録で、翌09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表の世界一にも貢献した偉大な選手。「WBCは僕も見てました。別ジャンルの最高の男と触れて、パワーをもらいましたね。刺激はもちろんですけど、世界一を目指すっていう気持ちがふつふつと湧き上がってきた」

 まずは悲願のCC初制覇を成し遂げ、平成最後の祭典を最高の形で締めくくる。

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