【全日本】諏訪魔が宮原を糾弾「俺なら200%ねえよ!」

2019年02月21日 16時30分

宮原(下)を戦闘不能にした諏訪魔は勝ち誇ったポーズ

 俺は認めない。全日本プロレスの暴走男・諏訪魔(42)が20日、3冠ヘビー級王者の宮原健斗(29)に“王者失格”の烙印を押した。糾弾したのは、前夜の故ジャイアント馬場さん追善興行で、メインに出場した宮原が試合後に見せた言動。両者が激突する3冠戦(24日、横浜文化体育館)を目前にして不穏な空気が漂い始めた。

 この日の東京・新木場1stRING大会前、諏訪魔は不機嫌モード全開だった。「俺なら200%、手を組むなんてことはねえよ。“戦う相手”なんだからさ」と吐き捨て、怒りに満ちた表情を浮かべた。

 矛先は前夜のメイン(宮原、関本大介組VS棚橋弘至、ヨシタツ組)だ。試合は宮原がヨシタツを下して勝利したが、問題視したのはその後のリング上だ。試合後の4人はノーサイドで健闘をたたえ合い、中心になってマイクを握った宮原が、棚橋と決めゼリフのコラボレーションを見せる大団円の幕切れになった。

「ハッピーエンドか…。今はそんな時代の流れなのかもしれねえけどさ。俺は俺でこだわりたいものがあるよ」。興行の趣旨を考えればこれで良かったのかもしれない。だが暴走男の考えは真逆だ。

 これまで他団体勢との試合では常に殺伐とした戦いを展開してきた自負がある。忘れもしないのが2012年7月の新日本プロレスとの40周年合同大会。くしくも会場は今回と同じ両国国技館だった。試合後に勝ち名乗りを上げるオカダ・カズチカを襲撃し、大騒動を起こした。

 今回は輪の中に諏訪魔から世界タッグ王座を奪った大日本プロレス関本大介の姿があったことも怒りを増幅させた。「戦う相手と手を組んで、下手に出てさ。そんな選手にこれ以上の伸びしろがあるのかっていったら疑問だし。そういうことだったら、今回で3冠ベルトを取り去る必要があるな」と王座奪取への気持ちを高めた。

 試合では6人タッグ戦で最後の前哨対決に臨むや、王者の得意技ジャーマンを2発決めてダウンさせた。最後はヨシタツをラストライドで沈め「チャンピオンをKOできて良かった。3冠戦ではジャーマンが俺の武器だ」と豪語。己が信じる道を進むため、負けられない戦いに臨む。