【全日本】アジアタッグ防衛成功の青柳「セコンドのグレート小鹿は全日出入り禁止」

2019年02月08日 16時40分

小鹿会長(左)の助太刀は報われなかった

 全日本プロレス7日の東京・後楽園ホール大会で行われたアジアタッグ選手権は、王者の野村直矢(25)、青柳優馬(23)組が大日本プロレスの河上隆一(30)、菊田一美(32)組を一瞬の逆転勝利で退け、4度目の防衛に成功した。

 セコンドに同王座の代名詞的存在だったグレート小鹿会長(76)が就いた大日本勢が、序盤から押しまくった。河上は野村の左腕、青柳の左足を決めまくり、場外戦でも圧倒。強烈なパンチとチョップを打ち込んだ。

 スキンヘッドの最年長・菊田も、道着の帯で野村の首を絞め上げる。具体的に伝授していないはずだが、泥くさい極悪殺法の血はしっかりと受け継がれていた。

 しかも試合中に小鹿会長がマッハのスピードで塩が入った袋を渡すや、河上が青柳の顔面へぶちまけた。相棒が視界を奪われて場外に沈むも、ここで野村が奮起。スピアーから必殺のマキシマム(変型エメラルド弾)で菊田から3カウントを奪った。

 若き王者組が底力を発揮した格好だが、青柳の怒りは収まらない。「俺たち若い力でベルトを争いたかったのに、何であんなジイさんをセコンドに連れてくるんだ。セコンドがいなかったら、俺たちが逆に負けていたかもしれない。グレート小鹿は今後、全日本出入り禁止だ」と3倍以上も年上のOBに絶縁状を叩きつけた。正論だ。

 一方の小鹿会長は反省するどころか「全面戦争を宣言する。全日本のベルトを全部奪う。全日本を巻き込んでプロレス界第2位の地位を狙っていく」とやたら鼻息は荒かった。

 終始冷静に戦況を見ていた野村は「やられた時間が長かった。でも僕らはタッグだけでなくシングルも狙うチームなので」とさらに上を見据えながら、長期政権継続を誓った。