【全日本】「暴走デストロイ」諏訪魔、石川組が連係技に命名!

2018年12月10日 16時30分

ブラック・メンソーレ(左)にラリアートを叩き込む諏訪魔

 暴走大巨人が止まらない。全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」はいよいよ11日、東京・後楽園ホールで最終公式戦が行われる。9日の京都・KBSホール大会では世界タッグ王者の諏訪魔(42)、石川修司(43)組が秘密兵器「暴走デストロイ」を披露。勝ち点12で首位に並ぶジョー・ドーリング(36)、ディラン・ジェイムス(27)組との最終戦へ向けて気勢を上げた。

 圧巻だった。佐藤光留を交えてパロウ、オディンソン、ブラックめんそーれ組と対戦した暴走大巨人が一気に出る。諏訪魔がBめんそーれに放ったラリアートを号砲に、ジャーマン(諏訪魔)から猛虎原爆(石川)と流れるような連係を見せ、最後は諏訪魔が打点の高い重厚なドロップキックで3カウントを奪った。

「名付けて暴走デストロイ。最高の連係だろ? 何の不安もなく最終戦に臨めるね」と諏訪魔は不敵に笑った。5日広島大会の大森隆男、征矢学組戦で初公開し、この日の2回目で正式命名に至った。 

 しかも「最終戦用に進化形も用意した。その名も『大巨人デストロイ』だよ。後楽園をお楽しみに!」と断言。石川も「見たでしょ? あさってには完全版をお見せします」と予告した。最後の最後で2連覇へ死角どころか、勢いを増したのだから恐れ入る。

 一方、最終戦で激突するジョー組はメインでゼウス、ボディガー組に辛勝した。ジョーは11月29日名古屋大会で左胸部を負傷し、5大会を欠場。8日の大阪大会から復帰したばかりだった。何とかボンバードライバー(合体パイルドライバー)でゼウスを仕留め「あと1試合。2018年のチャンピオンチームは我々だ」と豪語したが、動きは精彩を欠いた。

 最後の最後までもつれた暮れの祭典。暴走大巨人がやや抜け出した感が強くなってきた。

 9日大会終了時点で勝ち点12の首位に諏訪魔組とジョー組のほか、秋山準、関本大介組、パロウ、オディンソン組、真霜拳號、KAI組の5チームが並ぶ大混戦となった。

 最終公式戦で諏訪魔組とジョー組が直接対決し、“社長式眉山”で大旋風を巻き起こした秋山組は「GET WILD」(大森隆男&征矢学)と激突する。パロウ組は優勝戦線から脱落した3冠ヘビー級王者の宮原健斗、ヨシタツ組、真霜組はジェイク・リー、崔領二組と対戦する。

 全試合終了時点で勝ち点トップのチームが優勝となる。勝ち点14、あるいは13か12で並ぶ場合が想定されるが、その場合は優勝決定戦(複数の場合は全試合終了後に試合方式決定)が行われる。