【全日】真霜拳號が王道T準決勝進出「優勝すれば3冠が見えてくる」

2018年09月23日 00時00分

 K―DOJOの真霜拳號(39)が、全日本プロレスの3冠ヘビー級王座取りに照準を合わせた。

 22日の「王道トーナメント」2回戦(福岡・博多スターレーン)ではジョー・ドーリングを撃破。1回戦(17日、東京・後楽園ホール)では大巨人・石川修司に勝利しており、元3冠王者の2人を立て続けに下した。

 勢いに乗る真霜は「王道トーナメントは個人戦なので、ここで優勝すれば3冠が見えてくる。一番の目的はやはりそこですよね」と言い切った。2016年6月に当時の王者・宮原健斗への挑戦を実現させたが、ベルトには届かなかった。だが今回は、ハッキリと視界に捉えている。

 自信の根拠は、約10か月の欠場を経て得た手応えだ。昨年6月に左膝前十字靱帯断裂と半月板損傷の治療のため、靱帯の再建手術と半月板の処置を同時に受けた。実は十字靱帯自体は約5年前から切れていたが「体が動くし、放置していた」という。

 しかし「半月板をやってからは試合中に動けなくなることもあって手術するしかないなと。それでついでに靱帯(の手術)も受けました」という理由で手術に踏み切った。

 手術から約10か月間は、2001年のデビュー以来初めての長期欠場となったが「せっかくだから、しっかり休もうと。その間はプロレスも全く見ていないですし、選手ともできるだけ接触しないようにしていました。おかげで気持ちも体も全部リフレッシュできた」と前向きに捉えた。

 4月の復帰から約5か月。「今は、休んで強くなったと自信を持って言えます。精神的にもみなぎるものがあるし、ヒザの不安がなくなったことで意識を相手に全て持っていけるのは本当に大きい」

 準決勝(24日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)ではゼウスと激突し、勝てば同日の優勝決定戦進出が決まる。このまま一気に、ベルトにたどり着いてみせる。