【全日本】秋山がIWGP狙う永田に対抗心 「俺の3冠とどっちが先に取るか勝負だ」

2018年09月13日 16時30分

秋山(右)は問答無用のヒザ蹴りでジェイクを沈めた

 ミスターには負けない。全日本プロレスの秋山準(48)が12日、自身3度目となる3冠ヘビー級王座戴冠への決意を語った。3年ぶり2度目の優勝がかかる「王道トーナメント」(15日、新潟・三条市厚生福祉会館で開幕)に向けて闘志をかき立てられるのは、成長著しい若手勢と団体の垣根を越えた盟友の存在だ。

「テーマは優勝しかない。優勝して3冠に」。秋山はトーナメントの目標を端的に語った。2015年大会で初優勝を飾り、その実績を引っ提げて当時の3冠王者だった元横綱曙(49)に挑戦。見事ベルトを奪取した。狙うはその再現だ。

「(10月9日に49歳になるので)40代最後の年はいい結果を残したいよね。今なら結果を残す自信もある。俺は気持ちで体が動くと思っている」

 その言葉を裏付けるのは、近年で最高潮といえるメンタルの充実だ。ジェイク・リー(29)のほか、アジアタッグ王座を奪われた青柳優馬(22)と野村直矢(24)の急成長ぶりが刺激をもたらしている。

「俺が彼らに影響を与えるだけでなく、俺も彼らから影響をもらってるから。あいつらと当たるたびに、元気の良さに触発されて『俺もまだまだ』ってね」と目を細める。

 加えて7月までともにアジアタッグ王座を保持した新日本プロレスの盟友、永田裕志(50)の存在も大きい。9日の新日プロ・東金大会でIWGPヘビー級王座戦線返り咲きを宣言した情報は耳に入っており「IWGPと3冠、どっちが先に取るか勝負だ、ゼァ!」とミスター口調で“宣戦布告”だ。

 12日の東京・新木場1stRING大会ではトーナメント1回戦(17日、東京・後楽園ホール)の相手、ジェイクとタッグ戦で激突。非情なヒザ蹴りを連発し、最後はリストクラッチ式エクスプロイダーからのニーで直接ピンフォールを奪った。

 試合後は「もっと来い、もっと! 俺は潰れないよ」。既にアドレナリンは全開で、このまま一気に頂点を目指す。